【症例紹介】運動しているのに足の疲労が取れない…原因は足だけではありませんでした
今回は、運動習慣のある50代男性の症例をご紹介します。
来院時のお悩み
- 運動は定期的に行っている
- セルフケアも続けている
- それでも足の疲労が溜まりやすい
- 腰や背中にも違和感がある
「運動しているのに疲れが抜けない」ということがお悩みでした。
お身体の状態
検査を行うと、足には疲労感はあるものの、筋肉自体に強い硬さはみられませんでした。
一方で、
- 胸椎(背骨)の動きが硬い
- 胸郭(肋骨まわり)の可動性が低下している
- 胸椎を反らす動き(伸展)が出にくい
という状態が確認できました。
呼吸のしづらさなどの自覚症状はありませんでしたが、胸郭の動きが制限されていました。
また、過去には足のケガを繰り返していたこともあり、身体の使い方にも影響している可能性が考えられました。
施術内容
今回は足だけでなく、全身のつながりを考えて施術を行いました。
- 臀部・ハムストリングス・下腿(三頭筋)へのストレッチ
- 胸郭の調整
- 胸椎の伸展可動域の改善
- 肋骨の動きの改善
胸郭が硬くなると横隔膜の動きも低下し、呼吸や体幹の機能だけでなく、下半身への血流や身体全体の動きにも影響することがあります。
そのため、足だけではなく胸郭や背骨の動きを改善することを重視しました。
施術後の変化
施術後は、
- 胸郭の動きが改善
- 足の軽さを実感
- 腰や背中の動きもスムーズに
という変化がみられました。
ただし、胸郭にはまだ硬さが残っていたため、良い状態を維持できるよう継続して改善していく予定です。
まとめ
足が疲れやすいからといって、原因が必ずしも足にあるとは限りません。
身体は全身が連動して動いているため、足に大きな硬さがなくても、胸郭や背骨の動きが低下することで負担が足へ集中してしまうケースもあります。
当院では痛みや疲労が出ている場所だけでなく、身体全体を評価し、本当の原因を見つけたうえで施術を行っています。
※施術効果には個人差があります。

